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特集038part2





 地域ぐるみで楽しみながら3Rを促進することができる「3Rエコポイントシステム」。Part.2では、すでに地域で取組が進んでいる事例をご紹介いたします。





ぎふ・エコライフ推進プロジェクト

 岐阜県内の7市12町・30団体が主催し、「エコライフを推進し環境行動を広げよう」をスローガンに掲げ、地域の住民・NPO・事業者・行政が協力しあい、レジ袋・紙袋・トレイなどの削減やマイ箸推進などの活動を行っています。協力・共催・後援団体は112、協力店舗は830店に及ぶという大規模な活動です。

「3Rエコポイントシステム」の内容は次のとおり。
ステッカーが掲示されているプロジェクト協力店舗にマイバッグやマイ箸を持参すると一定のポイントがもらえます。100ポイントたまったら、ポイントカードを事務局に送付すると、植樹・植花イベントに参加できたり、花のタネや天然石けん、竹炭消臭剤、マジッククロスなどのエコグッズと交換できます。

植樹・植花・エコグッズ交換までの流れ
交換できるエコグッズ ぎふエコライフ推進プロジェクト

2007年度から2010年2月までに3068本の植樹を実施し、約36tのCO2を削減することにつながりました。また、地域ぐるみで環境問題に取り組む協力体制ができあがったことも大きな成果といえます。

「今後は各行政との連携をさらに深め、植樹場所や植樹費用の確保などを進めていくとともに、地域の小中学校や自治体、子ども会、PTA、老人クラブなどより多くの団体や企業にも働きかける予定です。そのためにも、協力店舗数の地域のばらつきを解消し、この活動をさらに拡大していけるように努めていきます」と主催するスタッフはコメントしています。
http://www.ibigawamizueco.jp/kankyo/

あだちエコネット事業

 東京都足立区の区民、地域、学校、商店街、各種団体、事業者等がネットワークを組み、区と協働して環境活動に取り組む事業です。ペットボトルの回収のほか、学校給食や家庭の生ごみをリサイクルする事業、おもちゃのトレードといった事業を行っています。各事業には共通の「3Rエコポイントシステム」が導入されています。

「3Rエコポイントシステム」の内容は次のとおりです。
たとえば、ペットボトルの回収の場合。ペットボトルをスーパーマーケットに設置されているペットボトル回収機に投入し、カードをタッチすると1本につき5ポイントがたまります。1000ポイントたまると、100円分の買い物券と交換できます。なお、2010年からは、独自のICカードに加えて交通系ICカードも使えるようになりました。

足立区のカード 回収機

 回収量はこの事業を始めた2006年以来毎年増加傾向にあり、2007年度は前年比13.7%アップ、2008年度は同10.4%、2009年度は同1.5%、それぞれアップしています。2006年から2009年までの3年間で3201万本・1122tのペットボトルを回収しました。回収したペットボトルは分別・破砕・チップ化され、新しいペットボトルに再生されています。区民の間に着実にエコ意識が広がっているといえるでしょう。

 「2011年度はペットボトル回収量の多いスーパーに自動回収機を増設するほか、同じく自動回収機による飲料缶のモデル回収事業を実施します。また、回収拠点の拡大も検討する予定です」と主催スタッフはコメントしています。
http://www.city.adachi.tokyo.jp/008/d06400198.html

■編集後記

3Rをすればポイントがたまり、さらにエコに貢献できる――。「3Rエコポイントシステム」は、誰もが楽しみながら3Rを行うことができるしくみです。住んでいる地域に導入されていれば、さっそく実践してみましょう。また、まだ導入されていなければ、商店街や自治体などに働きかけてみると導入されるきっかけになるかもしれませんね。


取材と文 橋 光二



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