● 2009年7月21日に行われた石垣島での凱旋ライブについてお聞かせください。
2009年7月22日に、ROCK'A'TRENCHのファーストアルバム「ACTION!」をリリースしました。その発売を記念する形で、ぼくの故郷である沖縄の石垣島で「ROCK'A'TRENCH 凱旋フリーライブ」を開催しました。メジャーデビュー前からぼくたちのことをずっと応援してくれてきた石垣島の人たちが、「ACTION!」が発売されることを聞いて、「ロッカトレンチ石垣島LIVE実行委員会」を組織して呼んでくださったのです。そのお話を聞いたときは本当に嬉しかったですね。しかも、ボランティアスタッフまで募ってくれたんです。
そして、いざ石垣島に到着すると、島のいたるところに告知ポスターが張ってあって、移動するために乗ったタクシーの運転手さんもライブがあることを知っていたんです。嬉しかったですが、逆にプレッシャーもちょっとかかりましたね。「これは格好悪いことできないな、と(笑)」
ライブ当日は、中高生をはじめ、約2000人が集まってくれました。ぼくたちのライブの前には、地元の小学生たちによるマーチングバンドの演奏や、高校生による郷土芸能、バンドコンテストなどが行われ、このイベントを手づくりで盛り上げてくれましたよ。みんな一生懸命だったし、とても感激しましたね。
その際に、ビーチクリーンや植樹が行われましたね。どういった経緯で行われたのでしょうか。
自分自身が生まれた場所ですし、それに、凱旋ライブのアクションを起こしてくれた故郷の島の人々に、何か恩返しがしたいなと強く思ったんです。とはいえ、石垣島に行くのは帰省じゃなく仕事だし、バンドのメンバーもいることだから自分の思いだけで何かするのは難しいかなとは思いつつ、事務所のスタッフやメンバーに「恩返しをしたい」と相談したんです。そうしたら「ぜひやろうよ」と言ってもらえまして・・・。
そこで、今も石垣島で暮らしている父に電話して、今何か石垣島で問題になっていることはないかと聞いてみたところ、大きく2つの問題があることがわかりました。1つは海岸に漂着するゴミの存在で、もう1つは、赤土が海に流れ込んで富栄養化し、プランクトンが増えてサンゴが死滅していることでした。ならば、ぼくたちが主催してのビーチクリーン活動と、環境保全団体のWWFが行う、赤土がサンゴの海に流れ込むのを防ぐための植樹活動に参加しようということになりました。
ビーチクリーンは、島の子どもたちや有志の人が参加してくれました。1時間ぐらいやりましたが、悲しいことにとても大きなゴミの山ができるくらい拾えました。発砲スチロールとか、食べ物の袋などが多かったですが、一番ショックだったのはCDのケースがあったこと。ミュージシャンとしてとても悲しい気持ちになりましたね。
参加してくれた人たちは、「これはまずい」と言いながらゴミを拾っていました。メンバーみんな「これはやばいね」とか言いながら真剣に協力してくれました。とても嬉しかったですね。
そのあと、植樹を行ったのですが、地元の中学生たちが30人ぐらい参加してくれて、ワイワイ楽しくやりました。
■石垣島凱旋ライブレポートはこちら
http://rockatrench.com/ishigaki_report/ishigaki_action.htm?id=281676569
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