|
一般企業&団体ゾーンにもお話を伺いました>
■<ダスキン>「クリーンアップマイタウン」実施中
 |
株式会社ダスキンのみなさん |
掃除関連用品のレンタルサービスなどを行っているダスキンでは、<きれいな街プロジェクト>として4年前から「クリーンアップマイタウン」活動を展開してきました。全国のイベント会場などでごみを拾って身近な街をきれいにしようというものです。
当フェア会場内でのイベントもその一環で、受付でごみ袋、軍手、参加証をお渡しし、回収コーナーで分別していただいた上でごみを回収しました。開催期間の2日間で、会場でのキャンペーンに参加してくださった方々は2,136名を数えました。その結果、回収されたごみの量は可燃ごみ45.1kg、不燃ごみ13.4kg、カン7.4kg、ビン4.1kg、ペットボトル10.9kg、合計で80.9kgに達しました。参加者の方々のご協力と、入場者の皆さんの環境意識の高さからか、会場内に残されたごみをほとんど見かけることがなかったのはうれしい限りでした。
株式会社ダスキン:http://www.duskin.co.jp/
■<国立環境研究所> 環境問題を科学の目で見てみよう!
 |
 |
国立環境研究所広報担当
吾妻さん(右)
ブースを訪問されたお客様に挑戦していただく自転車自家発電のデモンストレーションに取り組んでくれたスタッフさん(左) |
自分で自転車をこいで発電して、エネルギーを生み出すことの大変さを理解し、普段軽い気持ちで消費している物のありがたみを実感してもらいました。例えば、レジ袋1枚作るために必要な電気を発電するためには22分間もこぎ続けなければなりません。そしてその時のCO2排出量は5リットルにも達します。
また、年間100万匹近くも輸入されるクワガタ。その結果、約500万年前から離れて生きてきた遠隔地の種類同士が、人間の手で運ばれ容易に雑種ができてしまいます。こうした例が増えると生態系にどんな影響が出るのか。私たちは、その事例を象徴したクワガタを展示して自然(生態系)破壊に関する意識を喚起する情報発信も行い、幅広い研究内容の一端を展示しました。
国立環境研究所:http://www.nies.go.jp/
■<内閣府認証NPO法人国際箸文化協会>循環型社会を箸(はし)でも実現
 |
 |
折れたバットをリユースした“かっとばし!! ” |
プロ野球などで使われ折れるバットは年間2万本にも上ります。そのバットを再利用(リユース)して自分の手の大きさにピッタリ合わせて作る「my箸づくり」を体験いただきました。また、合成塗料でない漆塗りの携帯用の持ち歩き箸や折れたバットをリユースした“かっとばし!! ”ほかグッズ類を即売しました。その収益金の一部はバットの材料であるアオダモの新たな植樹などに使われます。そうした体験と現状から、循環型社会の一端とリユースの1方法とをPRしました。
NPO法人国際箸文化協会:03-3865-1258
■<3R活動推進フォーラム・(財)廃棄物研究財団> 3R活動、出来ることから始めよう!
Reduce(リデュース=廃棄物を出さない)、Reuse(リユース=再使用する)、Recycle(リサイクル=再資源化する)の3つのRは環境を守り、循環型社会をつくる大事な活動です。私たちは、家庭で、地域で、職場で、一人ひとりが3Rを意識し、出来ることから3R活動を実践していただけるようキャンペーンを展開しています。今回のブースでは、3Rや私たちの活動をパネルで紹介、また、ブースに来られた人に3Rに関する簡単なクイズに参加してもらうなど、3Rの啓発活動を行いました。
3R活動推進フォーラム:http://3r-forum.jp/
■<全国牛乳容器環境協議会> 知って良かった、牛乳パックのリサイクル!
牛乳パックに使われている紙はリサイクル材として非常に優れた紙資源となります。リサイクルすればCO2の排出量は約60%も減らせます。私たちは、資源としての大切さをさまざまな機会に訴えています。展示パネルでは、原料が産出される森林の管理の大切さや牛乳パックが出来上がるまでの工程のほか、ポリエチレンと紙との多重構造のため軽量で安全、衛生的な紙パックの特長なども紹介しました。
全国牛乳容器環境協議会:http://packun.jp
■<フィリピン支援NGO ハロハロの会>リサイクルでフィリピンの困っている人たちを助けよう!
フィリピンのカラフルなジュースの使用済みパッケージから作られたおしゃれなリサイクル・ポーチやネックレス、パパイヤ石けんを即売しました。それらの販売から得た収益は、セブの子供たちのための奨学金やスラムの子供たちの無償幼児教育、母親たちの就業支援の一部などのために使われています。
フィリピン支援NGO ハロハロの会:http://members.jcom.home.ne.jp/halo_halo/
■<ドギーバック普及委員会>⇒全世界の人々が美味しい食事ができる日を
レストランなどで「犬に(doggy)食べ残しを持ち帰りたいので袋(bag)を」から始まったドギーバッグ。モッタイナイ精神が浸透しつつある現代はもちろん人が家で美味しくいただくためのものです。さまざまな場所で見かけられるモッタイナイをなくして、世界の全ての人が美味しい食事ができる日が来ることを実現するため、多彩なバッグを揃え、その普及・啓発活動を推進しています。
NPO法人 ドギーバッグ普及委員会: http://doggybag-committee.com/controller/index.php
※ドギーバッグ普及委員会はRe-Style特集コンテンツ「食べ物を大切にする意識改革Part2」でご紹介しております。
http://www.re-style.jp/bknbr/sp/029_02p2.html
■<FoE Japan> 水道水を選んでCO2、ごみ、社会的コストを減らそう!
「地球から取り出す資源と環境負荷を最小限に抑えよう」−これが私たちFoE Japanの大きな目標です。これまで、廃棄物の発生抑制のしくみづくりに向けて様々な活動を展開してきた私たちは、このたび、ペットボトルなどの使い捨て容器に入った飲料でなく、水道水を選ぶことで、CO2,ごみ、そして社会的コストを減らそうという「水Do!(スイ・ドゥ)」キャンペーンを開始しました。ブースでは、ペットボトルと水道水のライフサイクルでのCO2排出量比較や世界で始まっている水道水見直しの動きをパネルで紹介。一人一人が生活の中で水道水を上手に取り入れることを提案するとともに、街の給水スポットを増やしたり、自治体に働きかける活動への参加を呼びかけました。
FoE Japan:http://www.foejapan.org
水Do!キャンペーン
http://sui-do.jp
<取材後記> |
| 環境省だけではなく、数多くのNPO・NGOの皆さん、そして一般企業と各団体がそれぞれの専門分野や視点から、特徴を生かした日頃からの環境保護活動を披露し、さまざまな体験ができるワークショップも行われました。その姿勢は、直接の自分たちへの利益とは無関係に、私たちが住む地球の自然への慈しみと、恵まれない人々や動植物への愛情に溢れているものでした。メインステージでは、人形劇やエコにからんだトーク、多彩なミュージシャン、バンドによるライブも行われ、来場者は充実した時間を過ごしているようでした。
|
取材・文 西本庄一
|