My bottle,My Cup Interview Vol.10

奥宮俊祐さん

トレランレースのトップ選手として活躍している奥宮俊祐さん。
会社員との両立にマイボトルは欠かせない相棒。

トレイルランニング(以下、トレラン)というスポーツを知っていますか? トレランは街中の舗装路ではなく、山の中の登山道などの未舗装路を、風景や自然を楽しみながら走るのが魅力のスポーツで、最近は愛好者が増え、レースも盛んに行われています。トレランレースで活躍している奥宮さんは、山の中ではもちろんのこと、街や職場でもマイボトルを愛用しています。

通勤ランの必需品です

okunomiya

「ランニングでの通勤が普段のトレーニングなので、マイボトルにスポーツドリンクを入れて、水分をいつでも採れるようにしています。」

自宅から職場までの片道の距離は約23km。その日の予定や体調などによって電車を使うこともありますが、片道分は必ず走るのが日課だそうです。毎日の長距離の通勤ランは厳しい日課と思いますが、「トレーニングですから」と、爽やかな笑顔で答える奥宮さん、走ること自体を楽しんでいるようです。

マイボトルの中に入れているスポーツドリンクは粉末を水で溶くタイプの商品。飲んだ際にすっと喉に通るように、規定の倍の水の量で薄めているとのことでした。

「飲料を自分の好みの濃さに調整できるのもマイボトルの良いところです。夏場は塩分補給の為、ほんの少量、塩を入れたりもします。」

奥宮さんのマイボトルは、ランニング中でも飲み易いように、飲み口が咥えられるタイプ。ランニングには最適なので、このタイプ以外の使用は考えていないそうですが、「飲み口の部分が汚れやすいので、その部分が洗い易くなればさらに良くなると思います。」とのことでした。メーカーの今後の努力に期待したいと思います。

職場でも使っています

「職場に給茶器がありますので、入れてきたスポーツドリンクを飲み終えると、ボトルを洗って、お茶を入れて飲んでいます。蓋をすればこぼれることがないので、会議等で社内を移動するときも、安心して持ち歩いています。」

給茶器が設置されているので、職場の同僚にもマイボトルやマイカップを使っている人が多いそうです。「マイボトルは洗浄に手間がかかりそう」という声もありますが、奥宮さんは「洗うのを面倒とは思わないです。ただ、職場あるスポンジでは底の方まで届かないので、家に帰ってから長い柄の付いたスポンジを使って奇麗に洗うようにしています。」とのことでした。

山の中にごみを持ち込まないために

奥宮さんが講師を務めるトレランセミナーでは、さりげなくマイボトルの宣伝をしているそうです。

「トレランセミナーで(使い捨ての)PETボトルで飲料を飲んでいる参加者には、走りながらでも飲み易いということや、山の自然環境保護の観点から、マイボトルの利用を薦めています。」

トレランは山の中を走るスポーツなので、山の自然環境保護の為に、自分達の出来ることから行動したり、自分達が山を汚すようなことは無いようにしたいとのことでした。

「マイボトルの利用は、山の中にゴミになる空容器を持ち込まないことに繋がる行動だと思います。」

家族との外出でもマイボトルは欠かせません

「家族で外出するときは、いつも使っているマイボトルではなく、大きな水筒を持って出かけます。子供が3人もいるとたくさん飲むので、経済面からもマイボトルは欠かせません。」

奥宮さんは3人のお子さんのお父さん。お子さんも自分のマイボトルを持っていて、休みの日にはマイボトルにお茶を入れて、家族でよく外出しているそうです。

ただ、お子さんは市販の色々な飲料を飲みたいようで、買ってほしいとおねだりをされることもあるようです。お子さんを説得するための秘訣を尋ねたところ、「飲み物はあるでしょと言うだけです」とのことなので、お子さんはお父さんの言うことを良く聞く子のようです。

経済面と環境配慮の意識から、マイボトルをこれからも使い続けます

「一度計算してみたことがありますが、自分のスポーツドリンクの消費量を考えると、マイボトルは経済面で非常にメリットがあります。」

「正直、経済面のメリットが大きかったので、使い始めたときは、ゴミが減るとか、地球のためとかといった環境面の意識はあまり無かったと思います。ただ、今3人の子供がいますが、子供達が大人になった時のことを考えると、なるべく環境への負荷をかけない生活を心掛けることが必要だと感じています。これからは環境配慮のことも意識しながら、マイボトルを使い続けたいと思います。」

インタビューの終わりには、3人のお子さんの将来を心配している、優しいお父さんの表情になっていた奥宮さんでした。今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

(2012年1月 都内にて)

奥宮俊祐さん

東京都出身。元陸上自衛隊隊員。現在は(株)アドックインターナショナル勤務。会社員と競技者という二足のわらじだけでなく、近年はトレランの普及にも活動を広げている。日本山岳耐久レース(ハセツネ)では、平成22年の第18回大会、平成23年第19回大会ともに総合2位。平成23年6月には、自身初の海外レースとなるウエスタンステイツ100マイル(米国)で13位の好成績。


●奥宮さんの活動はこちらをご覧ください。→「奥宮俊祐「トレランは楽しい!!

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