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2003.12.08
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番組の収録は、一般には非公開。それだけに、音楽と雨音などの自然音しかない、幸せに満ちた空間を体感できた。
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先月、大阪の人気ラジオ局「FM802」で、「音楽」と「環境」のコラボ・プログラム、その名も「Re-Style
Life」が放送されました。番組のテーマは「世代を超えて受け継がれていくもの、そして、受け継いでいかねばならないもの…」。浜崎貴司さんと加藤美樹さんがパーソナリティを務め、多彩なゲストとともに「音楽」と「エコロジー」を見つめなおす9時間のスペシャルでした。
中継が行われた場所は大阪市内のとある公園。大きな樹木たちに包み込まれているような心和む静かなエリア。そこにある「フォレスト」というレストランを貸し切って行われ、当日は、あいにく雨が降っていたのですが、それがまた、何ともいえぬ風情を漂わせていたんです。

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番組の所々で放送されたライブは、レストランのテラス部分をステージにして行われた。
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この番組。進行役の浜崎さんと加藤さんが主催するホームパーティに、多彩なゲストが訪れ、次々にアコースティックライブを披露してくれるという設定。ホームパーティの会場となる緑に囲まれたカフェレストランで、何年たっても色褪せない、普遍的な魅力をもった「スタンダード」を紡ぐアーティストたちをお招きするといったもの。ちなみに、ホームパーティにやって来たとするゲストは、Leyona、クラムボン、上田 現、Natalie
Wise、リクオなどの面々。それぞれ、心に染み入るスタンダードミュージックを披露してくれました。これとは別に番組では「ゆず」が登場。パーティにこそやって来なかったが、大阪市内の幼稚園を訪れ、園児たちとのコラボも行われ、関西では大きな反響を得た番組になりました。

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パーソナリティの浜崎さん、加藤さんも、番組の中で自分なりのエコロジー観を話し、番組ホームページでリスナーから賛同の意見をたくさんもらっていた。
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ところで、「音楽と環境」をテーマにした番組を行うきっかけはいったい何だったのか…。その辺の話を番組プロディユーサーであるFM802の岩尾知明さんにお聞きすると…。「スポンサーの松下電器さん側から“エコロジー”をテーマに番組は作れないか?という話がありまして…それで…(笑)。でもですね。FM802では以前から“AIDSなどの社会問題”をテーマにした番組はやっていたんです。しかし、“環境”をテーマにしたものはそれほどなかった。自分も、機会があれば“音楽と環境のコラボ”をやってみたいなって思っていた矢先のお話だったので、タイミングが良かったですよね。ところが、実際やるとなったら、どうしようと。考え込んでいると、東京で“音楽と環境”をテーマにしたイベント、“in
the city”が行われることを知り、見に行ったんです。そこで共感できたものを番組にも反映させようと思いました。関西では、このような企画はありませんでしたからね。それもあって、“in
the city”同様、今、取材していただいている“Re-Style”の力を借りて番組を作りました」。
そうなのです。この「Re-Style Life」というスペシャル番組のタイトルも、この“Re-Style”が絡んでいるというのを臭わせていたんですね。だから、番組は、循環型社会におけるライフスタイルのキーワード“Re-Style”の音楽業界における実践例を紹介しながら、私たちと等身大のエコロジーをお伝えするという構成なのです。
FM802の岩尾さんは、こうも話していました。「以前、“STOP AIDS”をテーマにしたイベントで、ルーマニアの子供たちに援助するということがあったんですが、なぜルーマニアなのか?という話になったんです。世界には、もっといろいろなところで、子供たちが苦しんでいるだろうにって…。その時、福山雅治さんが言っていたことに、感銘を受けたことがあります。“知ってしまったから…”と。その事実を知ってしまったらほってはおけない、と言うことなんです。環境も同じですよね。確かに、番組自体はスポンサーの意向で作り始めたのですが、エコロジーをテーマにした番組を作らなければということで、“in
the city”を見に行ったり、いろいろな情報を得たりして、“知ってしまったんです”。やっぱり、黙ってはいられないですよね」。
岩尾さんは最後に、「自分のできることは限られていけど、この番組から流れる普遍的な音楽を楽しんでもらいながら、エコロジーについて考えるきっかけにしていただければと思います」と語っていました。

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